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プレスリリース

2013年02月12日

「防災無線デジアナ放送システム」の公開実験を実施

屋外型無線送信機SWA-100-J、専用告知端末SFM-101外観写真

ケーブルテレビシステムインテグレータ シンクレイヤ株式会社(JASDAQ:1724、代表取締役社長:山口正裕、本社:名古屋市)は、昨年12月「防災無線デジアナ放送システム」の公開実験を行い良好な結果を得ました。この公開実験は長野県駒ヶ根市内で自治体様の協力の下、株式会社シーテックと合同で行いました。

総務省では、既存アナログ方式の防災無線システムの高度化と電波の有効利用を図る観点から、デジタル防災行政無線システムへの移行を推進しています。デジタル化されると高度利用ができ、基幹設備部分では画像・各種データ情報の交換もでき災害時などに役立ち、また、音声放送もクリアーな音質で聞くことができます。

しかし、デジタル波はアナログ波と比較して電波伝搬距離が短く受信エリアが狭くなる傾向があること、雑音が入りながらも聞き分けできるアナログ放送とは違い電波のレベルが低いと放送が完全に途切れてしまうこと等から、一部放送が届かない地域が発生する場合がありました。

この問題を解決し、デジタル防災行政無線システムの補完的役割をするのが「防災無線デジアナ放送システム」です。このシステムは、デジタル防災行政無線システムの屋外拡声子局内に設置されている受信機から起動信号と音声放送を連携接続し、屋外型無線送信機「SWA-100-J」で再送信し、各戸の専用告知端末「SFM-101」で放送を受信します。

今回の公開実験は駒ヶ根公園地内の屋外拡声子局に実験局を設置し、送信電力10mW、100mWで出力して離れた地点での音声受信メリットを確認しました。その結果数百メートル離れた地点での受信も可能でした。

シンクレイヤでは、この公開実験での良好な結果を基に、今後全国のデジタル防災行政無線システムを採用している地方自治体に「防災無線デジアナ放送システム」の導入を積極的に進めていきます。