NEWSニュース
2004.10.04
ケーブルテレビシステム用スパンコンパチ型双方向増幅器発売
新設はもとより既設システムにも対応した770MHz双方向増幅器を10月より発売いたします

既設の450MHz対応のケーブルテレビでは、地上波デジタル放送をそのまま伝送するパススルー方式には対応出来ず、770MHz対応のシステムへリニューアルする必要があるため、増幅器の交換が必須となります。
このたび発売する4701シリーズ双方向増幅器は、この増幅器交換の際に増幅器間のケーブル長(ケーブルスパン)を変更せず交換が可能なスパンコンパチ型となっています。
また、ケーブルテレビではインターネット接続サービス、VoIP等の通信サービスを行っているため、加入者宅からの流合雑音対策が重要なポイントとなっているため、5系統(幹線+4分岐端子)のゲートコントロール回路を搭載し、流合雑音の経路診断を容易にしています。
シリーズ双方向増幅器
幹線増幅器 | TA-4701-J□ |
幹線分岐増幅器 | TBA-4701-J□ |
幹線分配増幅器 | TDA-4701-J□ |
分岐増幅器 | BA-4701-J□ |
特長
- 上り帯域に5系統のゲートコントロール(以下BGC)回路を搭載しており、オプションのSTMユニットを搭載することで制御が可能になります。(幹線系統 / 各分岐出力端子)上り幹線ゲートには、Network Doctor機能を搭載しています)
(BGCのパス・カットの制御モードに30MHz未満の周波数を減衰させるHPF制御モードと上り帯域全体を6dB減衰させる機能を追加)
この4モード制御機能を活用する事により、上り帯域の流合雑音の経路診断を容易におこなえます。 - 60 / 90V共用の高力率型電源を採用することで低消費電力を実現します。又、60V専用通常型電源の選択も可能です。
- 入出力反転が可能な内部のユニット構造を採用しています。
- 分岐出力は端子数を4端子出力又は2端子出力に切替えることができます。(TBA、BAのみ)