弊社は、ケーブルテレビをはじめとする、放送・通信に携わる事業者様のソリューションプロバイダとして、ご要望に応じた最適なネットワークシステムの提案と構築をとおして、お客様の課題解決を第一に心がけております。
皆様の日頃のご愛顧に、深く感謝申し上げます。

新型コロナウイルス感染症拡大に端を発するニューノーマル時代の到来は、世界的なサステナビリティへの意識の高まりとも相俟って、経済活動や人びとの生活といった社会活動全体において、デジタルトランスフォーメーション（DX）を加速させています。

通信サービス業界におきましても、高速かつ大容量のインターネット接続サービスへのニーズは継続しており、次世代に向けての新技術やサービスに向けた設備増強に対しても引き続き投資されるものと考えられます。
弊社では、一昨年実施した第三者割当による新株予約権の発行にて調達した資金を有効活用させていただき、ネットワーク設備の高度化需要に応えるため、生産設備の増強や技術開発、デジタル投資などを積極的に推し進めてまいりますが、その一環として、今年の年末には新たな技術開発拠点「SYNC Labo」の完成を迎えます。これらにより、超高速／大容量の光ファイバーを核とした伝送システムや統合管理システムなどに加え、有線・無線を問わず自社製ネットワーク機器のさらなる拡充、販路拡大、および生産性の向上を図り、将来的な収益率増加を目指します。

また、現在取り組んでおりますSDGsに関しましても、昨年7月に発表しました「SDGs宣言」を基に推し進めてまいります。カーボンニュートラル実現に向けた各種取り組みを中心に、弊社の事業である情報通信分野を通じて、人びとの生活を豊かに、そして安心・安全に住み続けられるまちづくりに貢献してまいります。高度なネットワーク社会の構築によって、人びとの生活や働き方に変革を促すことのみならず、サステナビリティ経営やDXにより変革を推進し、企業の存在価値を高めることに務めます。

IR活動につきましても、投資家の皆様により分かりやすいご説明を心がけてまいります。
引き続き、変わらぬご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。