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2004.08.11
ケーブルテレビシステム用ユニバーサルノード「SFS-7001H-W」発売
ケーブルテレビのFTTC化に最適なユニバーサルノード

ケーブルテレビでは、多チャンネルサービスの他にブロードバンドのインターネット接続サービス、VoIP等様々なサービスを行っており、伝送路の高速化を進めるため光化が必要となっています。
このたび発売するユニバーサルノード「SFS-7001H-W」は、光化を進めるケーブルテレビオペレーターの建設コスト削減を、既存の光ファイバーを光波長多重技術で有効活用することにより可能とする独自の新しい設計手法「マルチセグメント手法※」で使用します。
「SFS-7001H-W」は、新規屋外用アルミダイキャストケースにEDFA(光増幅器)や光波長多重ユニット、光分配ユニット等を自由に搭載可能なため、光ファイバーの芯数低減化や小セル化だけでなく、拡張性や冗長性も考慮した様々なシステムへの対応を可能としています。
※パッシブハブ方式・アクティブハブ方式を伝送距離・分配数を基に選択する手法
【パッシブハブ方式】
CWDM技術を利用した設計方式で、中継ポイントにCWDM MUXフィルタ・光カプラを設置し、ファイバー芯数の低減を図る。
【アクティブハブ方式】
EDFA+CWDM(DWDM)技術を利用した設計方式で、パッシブハブ方式に加えアクティブ機器(EDFA)を利用することで長距離伝送や多数のミニノードの集約を可能とする。
特長
- 光増幅部の光パワーが高出力なため、長距離伝送が可能です。
- 波長混合・分波器により波長多重伝送が可能となり、ファイバー芯数の低減化、システムのコストダウンができます。また、低挿入損失です。
- 下り分配部にはさまざまなバリエーションがあり、分配数分配比の構成により、伝送路に合わせた効率の良いシステムができます。
- STMで状態監視が可能です。
- 内部ユニットは、スロット構造になっており、拡張、メンテナンスが容易に行えます。
- 中継局舎の代替として使用でき、機器のリダンダントや伝送路のリダンダント構成など、さまざまなシステムの形態に対応できます。そのため場所を選ばず、また安価となります。
- 電源ユニットは、高力率電源を採用していますので低消費電力運用が可能です。