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2004.06.01
地上デジタル放送対応屋外型OFDMチャンネルプロセッサーを発売

地上デジタルテレビジョン放送をテレビ共同受信施設で再送信するために使用する
OFDMチャンネルプロセッサー「SDUV-50CPR」を7月1日より発売いたします

SDUV-50CPRは難視解消・受信障害対策・集合住宅のための共同受信などに使用される受信点用屋外型OFDMチャンネルプロセッサーで、地上デジタルテレビジョンの変調方式を変更せず、OFDM信号をそのまま受信者に送るパススルー方式を採用しています。

高品質なデジタル再送信サービスを可能とし、テレビ共同受信施設の受信者は直接受信と同等のHDTV、EPG、データ放送サービスを受けることが出来ます。

  • 同一周波数パススルーおよび周波数変換パススルーの2タイプのユニットがあり、それぞれ次のような特長があります。
    【同一周波数ユニット】
    出力周波数が入力周波数に同期(周波数偏差がゼロ)しているため、飛び込み信号による信号劣化の影響を最小限に抑えることができます。
    【周波数変換ユニット】
    入力周波数を任意のUHFチャンネルに再設定することができるため、将来のリパッキングに柔軟に対応できます。
  • 帯域外信号抑圧性能に優れているため隣接チャンネル出力にも対応できます。
  • 入力仕様はライン入力8波に加え、ヘッド入力が3波まで追加でき県域放送波の追加にも対応可能です。組み込み局数は、最大11波+PGです。
  • ライン入力端子を備えているため外付け分配器が不要です。またライン入力端子にはアンプを内蔵し、内部の分配器によるレベル低下を補償しています。
  • 防雨構造で取付けは、壁面・ポールいずれも可能です。

※リパッキング…2011年以降アナログ放送が廃止された後に、UHFデジタル放送の周波数配列を変更すること。