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2005.11.07
健康管理ネットワークシステムを新発売

インターネット回線を利用した高齢者向けの健康管理ネットワークシステムを
11月下旬から発売いたします

健康管理ネットワークシステムは、在宅ヘルスケア、安否確認、施設内健康管理の3つのシステムから構成されており、やがて訪れる超高齢者社会を睨んだシステムとなっています。

  1. 在宅ヘルスケアは、在宅ライフアダプタ(特許申請中)を使用して血圧のデータを福祉施設NPO法人や、保健センター等の地域福祉サービス拠点に送るシステムです。
    データをマンスリーレポートにして健康管理を促す他、診療所や医療機関との提携によって健康アドバイスを行うこともできます。操作もボタンを1回押すだけの極めて簡単な操作となっており、また、血圧測定に限定することで、価格も同様の健康システムに比べ約1/3程度に抑えています。
  2. 安否確認は、在宅ライフアダプタに安否確認ボタンを接続し、NPO法人・保健センターで安否確認を行うシステムです。
    安否ボタンに代わり、日常の生活習慣で確認できるドア・冷蔵庫の開閉等のセンサーでも運用可能です。今春より、福祉系NPO法人きっぱづけ(岐阜県郡上市)にて導入に向けて実証運用中です。
  3. 施設内健康管理システムは、介護付老人ホーム等の施設のTV共同受信施設をLAN回線として利用することで、ライフアダプタを介して施設入居者の血圧、脈拍、体温、体重、SpO2等のバイタルデータを一括管理するシステムです。
    さらに診療所や医療機関とIPネットワークで結びバイタルデータを健康アドバイスの基礎データとして役立てることもできます。すでに、介護付有料老人ホーム、百ねん庵・楠(名古屋市北区)に導入されています。

健康管理ネットワークシステムの実現には、行政(主に企画課、福祉課)、NPO法人と連携した地域福祉サービス拠点創りが欠かせませんが、シンクレイヤでは㈱ライフサポートジャパン(岐阜県大垣市 福島弘行社長)をパートナーに地域の高齢者支援の新しい仕組創りをコーディネイト・サポートしていきます。

なお、東京ビックサイトで11月9日(水)~11日(金)に開催される医療・福祉施設のための設備・機器総合展「ホスペックスジャパン」に初出展します。