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2008.05.27
電波障害施設改修用増幅器「UVTBA-47J」を発売

ケーブルテレビのシステムインテグレータ シンクレイヤ株式会社(JASDAQ:1724、代表取締役社長:山口正裕、本社:名古屋市)は、電波障害対策施設で使用されている伝送帯域222MHz(VHF)増幅器の改修用として、地上デジタル放送の伝送用に最適化された伝送帯域770MHz(UHF)のAGC機能付き増幅器「UVTBA-47J」を受注開始しました。

「UVTBA-47J」は、NHKの「NH-TA1G-4」仕様の増幅器で構築された伝送帯域90~222MHzの電波障害対策施設で使用されている、増幅器間のケーブルスパン(同軸ケーブル長)を変更することなく本増幅器への置き換えで、伝送帯域70MHz~770MHzの地上デジタル放送対応の施設(アナログTV9波+地上デジタルTV9波)にリニューアルが可能です。

また、施設の運用レベルを一定に保つため、パイロットAGC機能とサーマルAGC機能の双方の機能を搭載しています。

特長

  • レベル調整には222MHzの減衰量を基準に770MHzの減衰量を最適化したBON切替スイッチの他、EQ、ATTを搭載しています。
  • パイロットAGC機能により、入力レベル変動に対し、出力レベルを一定に保つことができます。
  • サーマルAGC機能も搭載しており、パイロットAGC運用が出来ない施設でもケーブル損失の温度変動を吸収した出力レベル運用が行えます。
  • 分岐出力端子数はスイッチ切替えによって4端子出力又は2端子出力に変更することが出来ます。2端子出力時には高出力運用が可能です。
  • AC入力電圧の動作範囲は切替不要でAC20~30V/AC40~60Vに対応します。
  • 低消費電力設計により、保守等による現用機器との交換にも配慮しています。