2022.07.14
国際電気標準会議（IEC）より「IEC1906賞」を受賞いたしました

この度、シンクレイヤ株式会社　技術部 技術開発課 副主席技師のラカパン バラスブラマニアンが、国際電気標準会議（IEC）より「IEC1906賞」を受賞しましたのでお知らせいたします。 IECは、約90カ国が参加している電気・電子技術分野での国際標準の作成を行う国際的な団体です。1906賞は、電気・電子技術の標準化及びその関連活動への多大な貢献･業績を称え、専門家に対して表彰されるもので、2022年の表彰者は全世界で233名、日本の受賞者は36名となりました。

ラカパン バラスブラマニアンは、IECの専門委員会TC100/TA5配下のWG5のエキスパートメンバーとして、FTTH型ケーブルテレビ放送システムに関わるプロジェクトの発足以来、15年以上にわたり、IEC 60728シリーズの規格策定に貢献してまいりました。国内委員会に継続的かつ積極的に参加し、FTTH型ケーブルテレビ放送システムに関する光ネットワークとその機器、システム性能および測定方法について、日本国内の技術基準を反映させた国際規格（IEC 60728シリーズ）の策定に大いに貢献しました。特に、2022年2月に発行されましたIEC 60728-115に関しては、プロジェクトリーダーとの連携を通して積極的な役割を果たすなど、これら多くの貢献が評価され、今回の受賞に至りました。

今後、経済産業省webサイトでの公表、表彰式などがございましたら、改めてお知らせいたします。

【参考】IEC 1906 Award