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2024.03.13
新事業拠点「SYNC Labo」竣工式を3月19日に挙行
~ネットワークソリューション事業を強化し社会に貢献~

ケーブルテレビをはじめとする放送・通信に携わる事業者のソリューションプロバイダ シンクレイヤ株式会社(東証スタンダード:1724、代表取締役社長:山口正裕、本社:名古屋市)(以下、当社)は、来る2024年3月19日、新事業拠点となる「SYNC Labo(シンク ラボ)」の竣工式を挙行いたします。

新型コロナウイルスの世界的な流行が猛威を振るう中、通信ネットワークが人々の経済活動および生活の基盤を支える重要なインフラであるという認識が再び強まりました。この傾向は、IoTやデジタルトランスフォーメーション(DX)といった現代の動向により、さらに進展すると考えられます。
SYNC Laboは、通信ネットワークの高度化を通じてサステナブルな社会の実現に貢献することを目的として、ネットワークソリューション事業の強化および向上を図るため新たに設立されました。

SYNC Laboを活用し、以下の取り組みを推進してまいります。

1.技術力・ソリューション提供力の向上

私たちは、高機能化および高速安定化への要求が増加する通信ネットワークの需要に対応するため、60年以上にわたる放送・通信分野での技術開発経験を活かし、技術力のさらなる向上を目指します。本社のシステム・エンジニアリング部門を拡充し、岐阜県可児市にある可児工場のソフトウェア開発部門と通信機器開発部門の一部を集約することで、連携を強化し、技術力とソリューション提供能力の向上を図ります。

2.市場開拓・拡大、新規サービス展開への活用

国内外パートナー企業との連携を強化し、新技術と従来技術を融合させたシステム開発を進め、市場開拓・拡大を推進します。またクラウド基盤環境でのデータセンタ機能の整備等、新規サービス展開にも活用します。

3.お客様訴求力・満足度の向上

放送・通信事業者の要望に応じて、効果的なソリューションを体験していただくために、最新システムを展示し稼働させるエンジニアリングルーム(リモート対応可能)を設置しました。さらに、お客様との共創の場として、新しいアイデアや技術を共有し、ビジネスの発展につながる新しい取り組みを生み出すためのコラボレーションスペースも設けています。環境整備を通じて、お客様向けの保守サポート機能をさらに強化し、お客様満足度の向上を図ります。

4.技術者確保・育成に有利なロケーションの実現

アクセスが便利な場所に技術開発部門を設置し、環境を整備することで、次世代を担う技術者の確保と育成を強化します。また、この施設は放送・通信事業者の新入社員向けの技術研修会などにも活用され、業界全体の技術力向上と持続可能な技術者養成に貢献します。

なお、竣工式は3月19日(火)10:00より、当社役員並びに建設に携わった企業関係者にて執り行われます。

特長

エンジニアリングルーム ・デモンストレーションルーム

エンジニアリングルームには、19インチラック20架を備え、複数のシステム検証を同時に行うことや、大掛かりとなる複雑なシステムの事前検証なども行えます。
デモンストレーションルームでは、大型6面マルチディスプレイを用いたプレゼンテーションなどが実施でき、エンジニアリングルームの設備と合わせ、設備導入をご検討されているお客様にデモンストレーションを行う施設として活用します。

監視コントロールセンタ

放送・通信事業者様が安心してサービスを提供、維持できるよう、保守契約を締結されたお客様の設備をリモートで監視します。
トラブルシューティング等の保守サポートを行いますが、 24時間 365日の監視も行えるよう、現在準備を進めています。

ロケーション・その他設備

SYNC Laboは、本社ビルと同じ名古屋市中区に建設されました。名古屋市の中心地であるため、お客様 にも社員にもアクセスの良い立地となっております。
また執務室のほか、各種会議室や気軽に会話のできる開放的で明るいミーティングスペース、リモート会議用の個室ブースなども完備し、働きやすい環境も整備しました。